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カイロプラクティックを仕事とする場合、必ず聞かれます。
理由は、ひろく一般に認知されていない事も有りますが、答える方も目的は症状の改善では無いので、少し食い違いができるのです。
これは、風邪や腹痛などで使用する飲み薬や、打ち身やネンザで貼るシップ薬をはじめ、腰痛時に腹に巻くコルセットなど、あらゆる症状に求められる事です。
もちろんカイロプラクティックに関しても同じですが、目的は少し違っていて、あくまでも神経圧迫を起こした椎骨の矯正にあるのです。
カイロプラクティックでは、脊柱の矯正(アジャストメント)する箇所によって、働きかける器官を特定するために、症状を聞かせて頂き、さらにサーモグラフで確認し、触診してズレた椎骨とその方向(リスティング)を決定します。
つまり、多数の臨床結果から『○○と言う症状では、頚椎6番(C6)から胸椎3番(T3)がズレている可能性がある』と、いった形での症例を元に訊ねるのです。
これらの情報は、脊柱にいくつもの椎骨がズレている場合、非常に役にたちます。
また、サーモグラフィックの検査も、矯正箇所の特定を助けます。
特に、椎骨によって交感神経の範囲と、副交感神経の範囲が違いますが、神経圧迫を取り除く事でこれらのバランスをとります。
目的は、あくまでも神経圧迫を取り除く事で、その結果として様々な症状が消えてゆきます。
下の例では、胸椎4 ・ 11 を疑う